特集 産婦人科医のための臨床薬理・1
全身麻酔薬
長内 国臣
1
,
別府 清男
1
Kuniomi Osanai
1
1横浜警友病院 産婦人科
pp.623-626
発行日 1966年8月10日
Published Date 1966/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203530
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はじめに
産婦人科における全身麻酔は,外来処置ならびに小手術の短時間麻酔と,子宮内容除去術のごとく短時間であるがさらに深い麻酔深度を要する麻酔,さらに帝王切開を含めた開腹手術時の麻酔に大別される。なお,最近では全身麻酔による無痛分娩も行なわれているので,以下これらの順に従い,現在多く使われている代表的な薬剤につき,その薬理作用を中心にして述べる。
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