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薬の臨床
産婦人科領域における新しい止血剤レプチラーゼの使用経験
Experience with a new hemostatica"Reptilase"in obstetrics and gynecology
田中 敏晴
1
,
畠山 良弥
1
Toshiharu Tanaka
1
1東京警察病院産婦人科
pp.401-405
発行日 1966年5月10日
Published Date 1966/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203485
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はじめに
蛇毒に止血作用のあることは,すでに18世紀頃から知られていたが,最近になつてこの毒素の止血作用は数種の酵素の存在によるものであることが確認された。
Klobusitzky等はブラジル産の毒蛇Bothropejararacaの毒液から無毒の血液凝固,止血作用を有する酵素が分離精製されHemocoagulaseと命名した。
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