Japanese
English
研究・2
不妊夫婦の性管における精子凝集菌に関する研究(その3)
Studies on sperm agglutinizing bacteria in genital tracts of sterile couples
横山 稔
1
Minoru Yokoyama
1
1慶応義塾大学医学部産婦人科教室
pp.27-33
発行日 1963年1月10日
Published Date 1963/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202731
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
第3部 E.Coliの精子凝集性の本態 に関する研究
頚管粘液および腟内容より検出したある種の細菌が人精子を凝集する作用を有するということは,女性不妊の頚管因子を問題にする際に欠くとのできない事実である。そして,これらの細菌が精子凝集作用を来す機序は殆んど知られていない。
そこで私は細菌の精子凝集作用の本態を解明する第一段階として,精子凝集が最高であるE.coliについて,E.coliの精子凝集作用の本態を追及するために以下述べるような実験を行なつた。
Copyright © 1963, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.