Japanese
English
症例報告
重複奇形(単対称性腸骨剣状突起結合体)の分娩例
A case of symmetrical double monsters (ileoxiphopagus)
金子 光
,
高川 敏夫
1
Hikaru Kaneko
1市立半田病院産婦人科
pp.1035-1039
発行日 1960年11月10日
Published Date 1960/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202320
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Ⅰ.緒言
単対称性腸骨剣状突起結合体(Ileoxiphopa—gus)は,その数の少い結合体奇形の内でも,特に稀なものであり,今日迄にバルコウ12),吉原12)Dieckmann2)等数例の報告を見るにすぎない。
われわれは最近,1回経産婦に於いて,妊娠第37週と2日目に本結合体奇形児を分娩した稀な症例を経験したので,その臨牀的所見を簡単に報告する。
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