文献抄録
The placental transfer of progesterone−4—C14 in human term pregnancy,他
早川 澄夫
pp.805
発行日 1960年9月10日
Published Date 1960/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202270
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progesterone (pg)が胎盤を如何にして通過するかについて分娩直前にpg−4—C14を満期妊娠婦人に静注しその胎児移行の状況を見たところ,pg−4—C14は母体にはもち論,胎児血漿においても急速に上昇することが測定されpgは自由に拡散によつて胎盤を通過することがわかつた。又母体にpgを与えると児血中に急速に放射性pregnanediolがあらわれ,その血漿濃度の推移は母体のそれと甚だよく似ていた。
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