Japanese
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薬剤の臨床
「デリバリン」錠による分娩誘発の経験
Experience with Deliverin tablet for induction of labor
荒川 博司
1
,
三宅 章午
1
Hirosi Arakawa
1
1名古屋市立大学医学部産婦人科
pp.509-513
発行日 1960年5月10日
Published Date 1960/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202208
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Ⅰ.緒言
分娩誘発としては従来より種々の方法が行われているも,これらは何れも一長一短があり,且つ単独の方法のみで奏功する場合は割合少くなく,大抵は2,3の方法を併用して初めて目的を達する現状である。
われわれは今回分娩誘発剤である持田製薬製「デリバリン」錠(以下D錠と略す)の提供をうけ使用する経験を得たので,使用例数は未だ小数ではあるが,その臨床使用成績について報告する。
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