Japanese
English
臨床研究
妊娠中毒症性肺水腫に就いて
On the toxemic pulmonary edema of pregnancy
小林 敏政
1
,
石鍋 久子
1
Toshimasa Kobayashi
1
1都立大塚病院産婦人科
pp.41-44
発行日 1959年1月10日
Published Date 1959/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201883
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緒言
妊娠分娩及び産褥時に突発する急性肺水腫は少いが子癇,常位胎盤の早期剥離等と共に重篤な合併症である。妊娠中毒症性肺水腫は昭和15年屋代氏に依つて提唱されその後白木元東大教授はじめ数氏の報告があるが,最近安井博士はその2例の帝切治験例を報告されている。われわれも本症の8例の治療経験を報告し併せて文献症例44例と合せた52例について考察を試みた。
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