Japanese
English
綜説
Relaxinの抽出と測定
Extraction and determination of Relaxin
九嶋 勝司
1
,
赤田 義巳
1
Katsuji Kushima
1
1東北大学医学部産婦人科学教室
pp.493-496
発行日 1958年7月10日
Published Date 1958/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201778
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抽出法
Relaxin(以下R.と略)は多種の動物の血液,胎盤その他の生殖臓器で発見され,何れも妊娠後期に最高の濃度となる。最も多量に含んでいるのは,妊娠豚の卵巣で豚仔が5inch以上になれば,10,000 G, P.U./gr.offresh ovary14)(1,000 G.P.U./gr.fr.ov20))となる。妊娠家兎の母体側胎盤は妊娠24日以後では200〜350G.P.U./gr.fr.tiss.である。又妊娠家兎血清では,同じく24日以後,10 G.P.U./ccの比較的一定の濃度を示し,標準として使用し得る可能性がある5)7)16)17)23)。
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