Japanese
English
原著
羊膜液のPhosphatase量に就いて
On the phophatase levels of amniotic fluid
山中 弘一
1
,
小島 豊
2
Koichi Yamanaka
1
1山中産婦人科医院
2名古屋大学医学部附属病院分院産婦人科
pp.411-413
発行日 1957年6月10日
Published Date 1957/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201567
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緒論
羊膜液の諸生化学的性状に関する研究は我国では北大産婦人科教室の広汎な研究業績を初め多くの研究業績が報告されているに拘らず,羊膜液のPhosphatase (以下P-aseと略)に関する研究業績は之をみない。欧米に於いても亦この種研究はSeelich1)等の研究以外に殆んど之をみない現況である。依つて我々は羊膜液中のAlkaline Phosph-atase(以下Al P-aseと略)並びにAcid Phosph-atase(以下Ac P-aseと略)について妊娠各月令毎に追究し,些か新知見を得たので茲に報告する。
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