Japanese
English
特集 麻酔
クロルプロマジンを併用した静脈麻醉
Intravenous anesthesia combined with chlorpromazine
長内 国臣
1,2
,
佐藤 高
,
深田 良雄
Kuniomi OSANAI
1,2
,
Takashi SATO
,
Yoshio HUKADA
1慶応義塾大学医学部
2警友病院産婦人科
pp.209-212
発行日 1956年4月10日
Published Date 1956/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201345
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まえがき
クロルプロマジンは自律神経遮断と中枢麻酔作用とを有する新剤である。1951年,フランスのLaboritにより人工冬眠・藥剤冬眠・麻酔強化等に用いられてから衆目を浴びるに至つた。
われわれは先に産婦人科手術の前麻酔Premedicationとして,コントミン25〜50mgとオピスタン35〜105mgとを術前1〜2時間に投与し,術中の鎮静・嘔吐抑制・術後の鎮痛等に効果を認め,既に発表(産と婦22.8.659,昭30.8)したところである。
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