原著
腟液中のβグルクロニダーゼ量及び可変位相差顯微鏡其の他による子宮癌診断法に就いて
鍋倉 正夫
1
,
森田 隆
1
,
山內 啓年
1
1九州大学医学部産婦人科学教室
pp.195-196
発行日 1954年4月10日
Published Date 1954/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201011
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近時子宮癌診断法としてPapanicoloauの腟内容塗抹法が臨床的に広く応用されるようになつた。
然し本法は細胞学的に高度の修練を必要とし,従つて誤診例が多い事から,誰にでも容易に判定可能な診断法例えば化学試験が今日望まれている。この様な状態で現在注目を浴びたものにβグルクロニダーゼがある。(β—G)
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