症例研究
未分化胚細胞腫治驗例
國貞 勝子
1
,
勝又 甚七
1
1慶應義塾大學醫學部産婦人科教室
pp.469-472
発行日 1952年10月10日
Published Date 1952/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409200690
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緒言
Disgerminomaは1906年ChevessuによりS—eminoma testisと記載され,その後この睾丸腫瘍と組織學的に類似せる卵巣腫瘍を,1911年Ch—enotによりSeminoma ovarüとの名稱を以て報告された。其後各國諸學者達によつて報告せられ1925年R.Meyerにより,その形態學,組織學,機能に關して委しい報告を見た。我國に於ても,安藤,樋口,木村,丸山,大越などの諸氏により報告されているが,我々はこのDisgermin—oma ovarüの手術後約1年10ヵ月に於て再發を見,當院に入院,レントゲン照射により,著明なる效果を擧げた1例に逢遇したので報告する。
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