今月の臨床 診療ガイドライン婦人科外来編2014─改訂と追加のポイントを読み解く
女性医学
2.女性性機能障害の管理は?
福田 武史
1
,
森村 美奈
1
,
角 俊幸
1
1大阪市立大学大学院医学研究科産科婦人科学
pp.982-985
発行日 2014年10月10日
Published Date 2014/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409200024
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●女性性機能障害の管理にあたり,まず性歴,既往歴,内服薬,手術歴,社会的背景などを含む問診により性機能障害の分類をする.
●性交疼痛障害に対しては,腟の潤い不足が原因の際は潤滑ゼリーの使用,エストロゲン欠乏が原因の際はエストロゲン投与を考慮する.
●性交疼痛障害以外の性機能障害の治療には専門的な知識,および十分な経験が必要である場合が多く,管理が困難と判断された際には,専門医受診を勧める.
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.