今月の臨床 性ホルモン製剤を使いこなす
エストロゲン製剤
1.種類と剤形
福井 淳史
1
,
福原 理恵
1
,
水沼 英樹
1
1弘前大学医学部産科婦人科
pp.522-528
発行日 2014年6月10日
Published Date 2014/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103794
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●エストロゲン製剤には経口製剤,経皮製剤,経腟製剤,注射剤があり,目的と適応に応じて使い分ける必要がある.
●経口エストロゲンに比べ経皮エストロゲン製剤は肝初回通過効果を受けず,副作用発現が少ないため,現在のホルモン補充療法の中心的存在になりつつある.
●子宮を有する女性においては,エストロゲン製剤と黄体ホルモンの同時ないし逐次併用を行う.
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.