今月の臨床 進行婦人科がんの集学的治療
子宮体がん
1.進行子宮体がんの治療戦略
山本 阿紀子
1
,
岡本 三四郎
1
,
竹島 信宏
1
1がん研有明病院婦人科
pp.1116-1122
発行日 2013年11月10日
Published Date 2013/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103534
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●子宮体がんの6割以上はI期で診断され,5年生存率は95%であるのに対し,IV期では20%と予後不良である.
●進行体がんに対する標準的治療法はいまだ確立しておらず,施設間でも治療方針に差異があるのが現状である.
●残存腫瘍をoptimalにする腫瘍減量術が可能であれば,化学療法などとの組み合わせにより予後の改善が期待できる.
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