増刊号 産婦人科当直医マニュアル―慌てないための虎の巻
III 産科編
2 周産期救急の初期対応
3.前置胎盤での警告出血
関口 敦子
1
,
中井 章人
1
1日本医科大学多摩永山病院女性診療科・産科
pp.146-149
発行日 2013年4月20日
Published Date 2013/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103351
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当直医へのcall
◆主訴 : (1)出血 : 少量~大量 : 付着程度~数百から1,000 mL以上.(2)腹部緊満感・下腹痛(-)~軽度(+) : 通常,前置胎盤のみでは激痛なし.
◆来院経路と状態 : 出血量による.徒歩~救急車搬送までありうる.
◆コールを受けた時点で必要な情報 : バイタルサイン,妊娠週数,胎盤位置,出血量,腹部緊満感・下腹痛,胎動.
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