増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル
Ⅲ.産科編
周産期救急疾患への初期対応
警告出血を伴う前置胎盤
古谷 菜摘
1
,
長谷川 潤一
1
,
鈴木 直
1
1聖マリアンナ医科大学産婦人科学
pp.203-206
発行日 2019年4月20日
Published Date 2019/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209681
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当直医へのコール
◉警告出血はいずれのタイプの前置胎盤にも起こり,事前に予測することは不可能である.
◉前置胎盤の警告出血でコールされた場合は,出血量の把握,母体の全身状態の把握を行う.
◉前置胎盤は,少量であっても一度出血をすると,再出血のリスク,緊急帝王切開のリスクが高くなるため,警告出血がみられた場合は入院管理が必要である.
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