オフィス ギネコロジー 女性のプライマリ・ケア
I 思春期
子宮頸がん予防ワクチン
橋本 尚
1
,
藤岡 徹
1
,
那波 明宏
1
1愛媛大学大学院医学系研究科生殖病態外科学
pp.26-29
発行日 2012年4月20日
Published Date 2012/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103009
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◆HPV感染は性交渉を通じて広く蔓延し,子宮頸がん最大のリスクファクターである.
◆2価のサーバリックス®と4価のガーダシル®がわが国では承認されている.
◆HPV抗体価は接種後7年以上有効なことが現時点では確認されている.
◆性行為前の10~14歳の女性を優先的な接種推奨年齢としている.
◆ワクチンを接種した女性もこれまでと同様に子宮頸がん検診を受ける必要がある.
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