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編集後記
倉智 博久
pp.414
発行日 2012年4月10日
Published Date 2012/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409102960
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今年,山形は31年ぶりともいわれる大雪です.特に,2月2日(木曜日)の大雪は大変なもので,駐車場ですら車が動かなくなり,大変な思いをしました.31年前の昭和56年の豪雪でも,普通は20分程度のところへ行くのに一晩かかったそうです.平成18年も全国的には大雪であったと報道されていましたが,この年は山形ではそう降雪量は多かったという記憶はなく,確か「新潟など大雪で──」という報道を見聞きして,新潟は大変だなあと思ったという記憶があります.雪の降り方は,天から見ればちょっとした雪雲のかかり方で大きく変わるのでしょう.3月に入ってかなり根雪の量が減ったとはいえ,1月,2月は道路わきや駐車場の山のような雪には閉口しました.毎年,冬の2~3か月間は,車を出すときには車の窓や屋根,ボンネットに積もった雪を雪かきしなければならないという程度の不自由はありますが,今年は,これでは到底すまず,毎日のように駐車場の雪かきを余儀なくされました.しばらく放置され踏み固められた雪は,大きな氷の塊になって,スコップでは歯が立たないほど固く,重いものです.車の運転も,特に後輪駆動車は上り坂でのスリップで発進できず本当に困ることがあります.
聞くところでは,今年の冬の寒さも地球温暖化の影響とのこと.温暖化で,夏は暑く,大雨の被害も頻発し,冬も寒いとなると,「地球温暖化」はまさに悪いことずくめです.
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