今月の臨床 これを読めばすべてわかる―最新の産婦人科超音波診断
IV 産科における超音波診断─妊娠中・後期
超音波ガイド下intervention
千葉 喜英
1
1Women's Clinic千葉産婦人科
pp.745-749
発行日 2010年4月10日
Published Date 2010/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409102368
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羊水穿刺
■羊水穿刺の目的
羊水染色体検査,胎内感染・絨毛羊膜炎の起炎菌の同定,羊水異常の管理,血液型不適合妊娠のΔOD 450計測,羊水過多や羊水過少の管理目的で実施される.
羊水染色体検査は,安全性,検査結果判明までの時期が比較的短時間,検査結果が判明してからの行動決定までの時間的余裕などから妊娠16週が最も適切とされる.ここでは比較的実施件数の多い,妊娠16週での羊水穿刺について述べる.
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