連載 病院めぐり
徳島市民病院
東 敬次郎
1
1徳島市民病院
pp.213
発行日 2010年2月10日
Published Date 2010/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409102282
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徳島市民病院は,昭和2年に徳島市立実費診療所として内科のみで開設されたのが始まりです.その後,産婦人科,外科,眼科,小児科,耳鼻咽喉科などが増設され,昭和41年に現在の場所に移転し総合病院として開設されました.さらに,病院立て直しのI期工事が平成20年1月に完了し,II期工事が完成すると,医局,正面玄関を含むエントランスが完成する予定です.以前は狭かった外来駐車場も3階建ての立体駐車場となり,いつでもスムーズに駐車できるようになり,好評です.
診療科は13科で病床数は339床です.また,病院は地上12階地下1階で,屋上には救急搬送用のヘリポートが用意され,発生が予見される南海地震に備えて免震構造となっています.11階にはコンビニも併設され,患者様やご家族だけでなく,医師,看護師などの職員も利用でき,繁盛しているようです.また,病院のセキュリティーも厳格なものとなり,手術室,ICU,NICUだけでなく,患者用エレベーターなどもカードキーがないと利用できません.
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