今月の臨床 中高年女性のトータルヘルスケア
骨粗鬆症
2.骨粗鬆症治療薬の選択基準は
岩本 潤
1
,
市村 正一
1
1慶應義塾大学医学部スポーツクリニック
pp.910-915
発行日 2007年7月10日
Published Date 2007/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409101416
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はじめに
骨粗鬆症と診断された患者に対して薬物治療は必須である.本邦では閉経後の骨粗鬆症患者に対する治療薬として,アレンドロネート,リセドロネート,エチドロネートなどのビスフォスフォネートやラロキシフェン,活性型ビタミンD3,ビタミンK2,カルシトニン,女性ホルモンなどが使用されている.本稿では閉経後の骨粗鬆症患者におけるevidence─based medicine(EBM)に基づいた薬物治療と治療薬の選択基準について概説する.
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