連載 病院めぐり
桐生厚生総合病院
深石 孝夫
pp.326
発行日 2004年3月10日
Published Date 2004/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409101170
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当院は,昭和9年に桐生組合病院として20床で発足し,昭和35年より桐生市外8箇町村医療事務組合による桐生厚生総合病院となりました.現在は,桐生市のほか6か町村(大間々町,笠懸町,薮塚本町,新里村,東村,黒保根村)の医療事務組合による病床数510床,診療科18科の公立総合病院です.桐生市は群馬県の東,東毛地区にあり,足利,太田に隣接し三方を山に囲まれ,渡良瀬川と桐生川が流れる山紫水明の町です.かつて織物,養蚕で一世を風靡した歴史のある地域であり,またスポーツも盛んで,最近では現在日本ハムの正田樹投手を擁し桐生第一高校が平成11年の夏の甲子園で優勝したことは記憶に新しく,サッカーの日韓ワールドカップの日本代表で活躍した松田直樹選手は当地の出身です.
平成13年11月に病院機能評価認定病院となり,また平成14年4月に厚生労働省の臨床研修指定病院に認定され,“向学心と優しさに満ちた医療”を基本理念に,ますます地域医療の中心として活発に活動しています.
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