Japanese
English
論述
不完全距踵関節癒合症について
Incomplete Talocalcaneal Coalition
楢林 好隆
1
Yoshitaka Narabayashi
1
1楢林整形外科医院
1Narabayashi Orthopaedic Clinic
キーワード:
不完全距踵関節癒合症
,
incomplete talocalcaneal coalition
,
X線所見
,
routine X-ray findings
,
保存療法
,
conservative treatment
Keyword:
不完全距踵関節癒合症
,
incomplete talocalcaneal coalition
,
X線所見
,
routine X-ray findings
,
保存療法
,
conservative treatment
pp.1179-1187
発行日 1988年10月25日
Published Date 1988/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408907955
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
抄録:7年余の間に足関節痛で来院せる1251名の中に9名10足の不完全距踵関節癒合症をみた.従来,その診断のために軸写,断層,造影,CTなどが工夫されているが,普通に撮影する正側面の2枚のレ線でも診断は可能であることが多い.それには載距突起と距骨の後部突起の内側結節との関係に注意すればよい.その際,写真の方向が問題になると思ったので,足関節痛で来院した368名のレ線の調査をしたが,その70〜80%は判定できる写真であった.また著者の足で調べたところ,側面像は立位が安定した所見を呈する事が分った.
Copyright © 1988, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.