Japanese
English
臨床経験
足関節外側側副靱帯損傷の治療経験
Treatment of Injury of the Fibular Collateral Ligament of the Ankle
鶴岡 裕昭
1
,
吉峰 泰夫
1
,
徳野 真之
1
,
佐々木 雅敏
2
Hiroaki Tsuruoka
1
1整形外科吉峰病院
2愛媛大学整形外科
1Department of Orthopedic Surgery, Yoshimine Hospital
キーワード:
足関節
,
ankle joint
,
靱帯損傷
,
ligamentous injury
,
手術適応
,
surgical indication
Keyword:
足関節
,
ankle joint
,
靱帯損傷
,
ligamentous injury
,
手術適応
,
surgical indication
pp.1429-1431
発行日 1987年12月25日
Published Date 1987/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408907749
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抄録:われわれは過去3年間に経験した足関節外側側副靱帯損傷例(観血療法30例,保存療法24例)に対して,アンケート及び直接検診を実施し,臨床機能評価を試みた.そしてその結果を基に手術適応を検討したので報告した.足関節外側側副靱帯損傷の治療に際し,ストレスX線撮影法は有用な指標となるが,必ずしも損傷の程度と相関しない.その点.関節造影法はより直接的な検査法であり,われわれは現在,受傷機転,局所所見,ストレスX線所見等により断裂が疑われたら,直ちに関節造影検査を行い,造影剤の注入抵抗や漏出所見により手術適応を決定している.
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