整形外科を育てた人達 第43回
Johann Friedrich August von Esmarch(1823-1908)
天児 民和
1
1九州大学
pp.1266-1269
発行日 1986年11月25日
Published Date 1986/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408907513
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今日四肢の外科には出血を可及的に少なくする方法としてEsmarchの止血帯が用いられているが,この止血帯を考案したのが長い名の外科医Johann Friedrich August von Esmarchである.欧州では1800年代にも各地で戦争があり,その戦傷者の治療の研究者として有名であり,その研究成果の一つが止血帯である.
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