Japanese
English
特集 頸部脊椎症(第12回脊椎外科研究会より)
Brown-Séquard型知覚障害とCervical spondylosis
Brown-Séquard Syndrome and Cervical Spondylosis
菊地 臣一
1
,
松井 達也
1
,
星加 一郎
1
,
蓮江 光男
1
,
井上 聖啓
2
Shinichi Kikuchi
1
1日本赤十字社医療センター整形外科
2東京大学医学部神経内科学教室
1Department of Orthopedic Surgery, Japan Red Cross Medical Center
キーワード:
頸部脊椎症
,
cervical spondylosis
,
脊髄症
,
myelopathy
,
ブラウンセカール症候群
,
Brown-Séquard syndrome
Keyword:
頸部脊椎症
,
cervical spondylosis
,
脊髄症
,
myelopathy
,
ブラウンセカール症候群
,
Brown-Séquard syndrome
pp.383-387
発行日 1984年4月25日
Published Date 1984/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906945
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
Cervical spondylotic myelopathyはその症例の多さもあり,今日では日常診療上ありふれた疾患の一つとなっている.しかし,典型的な例は問題ないが,時には他の疾患との鑑別上非常に困難を感じる例も少なくない.その際,知覚障害の有無が大きな鑑別点になる.今回は知覚障害という面に焦点を当て,その中でも特異的なタイプの一つであるBrown-Séquard型を示す症例を選び出し,このタイプの知覚障害が有している診断,治療上の意義について検討したので報告する.
Copyright © 1984, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.