Japanese
English
シンポジウム 関節鏡視下手術
関節鏡視下手術の検討
A Clinical Study of Arthroscopic Surgery
陳 永振
1
Yung-Cheng Chen
1
1帝京大学医学部整形外科学教室
1Department of Orthopaedic Surgery, Teikyo University School of Medicine
キーワード:
膝
,
knee
,
関節鏡
,
arthroscopy
,
診断
,
diagnosis
,
手術手技
,
surgery technic
Keyword:
膝
,
knee
,
関節鏡
,
arthroscopy
,
診断
,
diagnosis
,
手術手技
,
surgery technic
pp.73-78
発行日 1984年1月25日
Published Date 1984/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906886
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はじめに
膝内障における関節鏡の応用は重要な手段であり,最近になって次第に注目され,普及しつつある.いろいろな手術は鏡視下に行うことが可能になり,関節鏡専門医は関節切開による手術から鏡視下手術に移りかわりつつある.
関節鏡視下手術は,渡辺15)により,1954年に関節鼠の摘出,1956年に滑膜に生じた有柄xanthomaの切除・摘出などが行われた.鏡視下半月板部分切除の第1例は,1962年に行われた.1970年池内12)が外側円板状メニスクスの細分全摘出を行ったのが最初である.O'Connor14)は1976年に手術用関節鏡を開発した.1970年代の後半から関節鏡はブームになって,アメリカを始め,各地で講習会が頻回に開かれ,関節鏡専門医が出現し,鏡視下手術は普及しつつある.
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