Japanese
English
臨床経験
家族性高脂血症に伴う腱黄色腫の1例
Tendon Xanthomas of Familial Hyperlipidemia: A Case Report
後藤 直史
1
,
牧山 友三郎
1
,
長屋 郁郎
1
,
浅井 富明
1
,
衛藤 義人
1
,
西川 彰二
1
,
星野 久泰
1
,
近藤 徹
1
,
蟹江 純一
1
,
鈴木 由昭
1
,
新実 光朗
2
Naofumi GOTO
1
1国立名古屋病院整形外科
2国立名古屋病院内科
1Department of Orthopaedic Surgery, Nagoya National Hospital
キーワード:
腱黄色腫
,
tendon xanthoma
,
高脂血症
,
hyperlipidemia
Keyword:
腱黄色腫
,
tendon xanthoma
,
高脂血症
,
hyperlipidemia
pp.761-764
発行日 1983年7月25日
Published Date 1983/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906793
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高脂血症は中年以上に臨床上高頻度に認められる所見であり,これに起因する障害も多いが,自他覚所見は極めて少ないのが普通である.その中で家族性高脂血症Friderichsen分類TypeⅡは,特徴的な他覚所見が早期から出現するため,その診断的価値も大きいと考えられる.今回我々は家族性高脂血症Friderichsen分類Type Ⅱaに伴うと思われる腱黄色腫の症例を経験し加療する機会を得たので若干の文献的考察を加え報告する.
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