Japanese
English
臨床経験
手掌部に発生したepithelioid sarcomaの1例
Epithelioid sarcoma in the palm. Report of a case
須田 曉
1
,
渡辺 誠
1
,
西川 英樹
1
,
肥留川 道雄
1
,
宇佐美 文章
1
,
子田 純夫
1
,
金子 仁
2
Satoru SUDA
1
1日本医科大学整形外科学教室
2日本医科大学老人病研究所
1Dept. of orthop. surg., Nippon medical school
キーワード:
類上皮肉腫
,
epithelioid sarcoma
Keyword:
類上皮肉腫
,
epithelioid sarcoma
pp.1088-1092
発行日 1980年11月25日
Published Date 1980/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906240
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はじめに
Epithelioid sarcomaは1970年Enzinger3)がgranulomaまたはcarcinomaに類似した非定型的な肉腫を臨床病理学的に再調査し,新しいカテゴリーとして発表した.その後米国での報告1,2,6〜9)が続いてみられるが,本邦での報告は殆んどない.我々の症例は1974年第397回整形外科集談会東京地方会12)で口演した本邦嚆矢の1例であるが,今回その臨床経過を述べ,若干の文献的考察を加えて報告する.
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