Japanese
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特集 脊椎外傷—早期の病態・診断・治療—(第7回脊椎外科研究会より)
胸,腰椎圧迫骨折の診断と治療について
Clinical evaluation of the patients with compression fracture in the dorso-lumbar spine
鈴木 信正
1
,
平林 洌
1
,
岩上 哲郎
1
Nobumasa SUZUKI
1
1慶応義塾大学医学部整形外科学教室
1Department of Orthopaedic Surgery, School of Medicine, Keio University
pp.354-359
発行日 1979年4月25日
Published Date 1979/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905888
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胸,腰椎圧迫骨折に対する治療法は,本邦ではできるだけ完全な整復を行ない,ギプス固定の後,後療法を行なう方法が主流をなしてきた.他方,Nicoll,Holdworthらのごとく,何らの整復操作を行なうことなく,早期の離床,歩行を行なう方法を提唱するものもある.著者らは今回骨折に対する治療後経過の追跡調査を行ない,治療方法および治療成績を検討したのでその結果を報告する.
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