手術手技
自家腸骨片移植による補形的脛骨近位関節面形成術
冨士川 恭輔
1
,
伊勢亀 冨士朗
1
Kyosuke FUJIKAWA
1
,
Fujio ISEKI
1
1慶応義塾大学医学部整形外科学教室
pp.918-926
発行日 1978年10月25日
Published Date 1978/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905784
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
関節内骨折の治療の基本は,関節面の適合性を復元することにあるが,日常臨床では整復が不十分なために経過と共に大きな機能障害を続発することが少なくない.
特に荷重関節の一つである膝関節では,関節面の整復が不十分であると,疼痛,不安定性,変形を遺残し,局所的な変形から経時的には汎関節型の変形性変化にまで進展する.
Copyright © 1978, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.