臨床経験
脛骨末端部の圧迫骨折(Stauchungsfraktur B. G. Weber)の治療経験
奥村 秀雄
1
,
渡辺 良
1
,
琴浦 良彦
1
,
中根 康雄
1
,
高橋 直久
1
Hideo OKUMURA
1
1岐阜市民病院整形外科
pp.262-268
発行日 1978年3月25日
Published Date 1978/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905686
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はじめに
距腿関節は,日常生活において,重要な役割を果しており,代償関節のないことから,その治療には,十分な注意を必要とする.距腿関節部の骨折の中で,脛骨の関節荷重面に骨折線が入つた症例の治療は,困難でしかもその治療成績は芳しくないようである3).今回,われわれの経験した症例の治療およびその成績について述べてみたい.
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