装具・器械
脊髄疾患に対するCT scanの応用
米本 恭三
1
,
鈴木 清之
1
,
白石 伸明
1
,
室田 景久
1
Kyozo YONEMOTO
1
1東京慈恵会医科大学整形外科学教室
pp.1077-1082
発行日 1977年11月25日
Published Date 1977/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905617
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はじめに
CT scanning(computerized tomographyの略)は神経放射線診断学上,画期的な検査法として,広く認められるようになつているが,開発されたのはごく最近のことである.すなわち,1972年英国のHounsfieldにより開発され,これをEMI社がCT scannerとして実用化し市場に出して以来,世界各地で製作が進められている.
最近,われわれはこれを脊髄疾患に応用して,従来の診断法では知ることのできなかつたような知見を得ているので報告する.
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