特集 胸椎部ミエロパチー
黄色靱帯骨化の病態—骨標本および手術症例による考察
酒匂 崇
1
,
富村 吉十郎
1
,
前原 東洋
1
,
森本 典夫
1
,
矢野 良英
1
,
大迫 敏史
1
,
川村 英俊
1
,
小路 俊廣
1
,
渋谷 英二
1
,
森園 良幸
1
,
伊藤 哲
2
Takashi SAKOU
1
1鹿児島大学医学部整形外科学教室
2鹿児島大学医学部第1解剖学教室
pp.368-376
発行日 1977年4月25日
Published Date 1977/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905514
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はじめに
黄色靱帯骨化の記載はPolgárが最初であり,椎間孔部狭窄を来たす骨性異常陰影として報告した.
近年,黄色靱帯骨化により脊髄障害の発現することが知られるようになつたが,本症に関しての報告は少なく病態に関しても不明の点が少なくない.
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