臨床経験
当科における距骨骨折例の検討
小野沢 敏弘
1
,
奥泉 雅弘
1
,
今井 純郎
1
,
依田 有八郎
1
,
村松 郁夫
1
Toshihiro ONOZAWA
1
1釧路労災病院整形外科
pp.359-364
発行日 1975年4月25日
Published Date 1975/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905171
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距骨骨折の発生は稀で,諸家の報告をみても,全骨折に対する発生比率はいずれも1%以下とわずかであるが,頸部骨折はその中でももつとも高頻度に起こり,かつその治療経過中に体部壊死,関節症等の発生をみることが多く,治療上困難な問題を含んでいる.われわれは過去2年間に合計4例(第1表)の距骨頸部骨折を経験したので,治療成績について検討を加えた.
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