臨床経験
巨大な太鼓バチ指を呈したGlomus腫瘍の1例
斎藤 潔
1
,
菅原 正信
1
,
服部 彰
1
,
遠藤 博之
1
,
鈴木 堅二
2
Kiyoshi SAITO
1
1秋田県立太平療育園整形外科
2秋田大学医学部整形外科学教室
pp.365-367
発行日 1975年4月25日
Published Date 1975/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905172
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Glomus腫瘍は主として皮膚真皮網状層のGlomuscutaneumに原発する良性腫瘍で,指趾尖端に単発性の有痛性小結節または単なる圧痛点として発見される場合が多いとされている.最近われわれは長期間放置され,手指に巨大な太鼓バチ状変形を来たすに至つた本腫瘍例を経験したので若干の考察を加えて報告する.
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