装具・器械
ペルテス病の装具
渡辺 英夫
1
,
米満 弘之
1
Hideo WATANABE
1
,
Hiroyuki YONEMITSU
1
1熊本大学医学部整形外科学教室
pp.1023-1031
発行日 1972年12月25日
Published Date 1972/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904778
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はじめに
ペルテス病は1909年Waldenström,1910年Legg,Calvé,Perthesが個々に報告して以来,その治療法は観血的なものや非観血的なものが多数行われている.非観血的治療の中の装具治療を例にとつてみても種々雑多で,万人が一致してその効果を認めているものはなく,それぞれの病院や施設によつて著しく異つた装具が処方されている.
我々は従来よりペルテス病に使われて来た装具の主なものをふりかえり,文献的に病態を考察すると共に,好ましいと考えられる条件を備えたペルテス病装具を作成し,使用中であるので紹介する.
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