カンファレンス
四肢腫瘍—これはなんでしょう(14)
鳥山 貞宜
1
,
骨腫瘍症例検討会
1日大整形外科
pp.1034-1037
発行日 1972年12月25日
Published Date 1972/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904779
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
27歳男性の右足背痛
A 患者は27歳男性,主訴は右足背の腫脹と疼痛です.現病歴は昭和44年春頃より右足背部が膨隆して,表面に色素沈着がありました.軽い圧痛があり,44年7月某大学にて試験切除を行ないましたが組織検査では異常なかつたそうです.45年8月再度膨隆が出現し,同大学にて試験切除を行ない組織検査をしましたが,その時の検経結果も分からなかつたそうです.
46年12月再ひ痛くなり,47年当科を受診いたしました.血液検査やX線検査の結果,入院してProbe-opeということになりまして,5月18日に入院いたしました.検査データは異常ありません.
Copyright © 1972, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.