臨床経験
原発性副甲状腺機能亢進症の1例
生田 義和
1
,
馬場 逸志
1
,
川西 太司
1
,
岩崎 肇
1
,
笹尾 哲郎
2
Yoshikazu IKUTA
1
1広島大学医学部整形外科教室
2広島大学原爆放射能医学研究所
pp.1159-1163
発行日 1967年11月25日
Published Date 1967/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904328
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原発性副甲状腺機能亢進症は,副甲状腺の腺腫によるものが多く,副甲状腺ホルモンの過剰分泌の結果,臨床的に骨の脱灰,血清カルシウムの増加,腎臓の変化の3つを主体とした症状を呈してくる.
われわれは最近,定型的な副甲状腺機能亢進症に対し,頸部腫瘤の剔出を行ない,その後の経過を観察する機会を得たのでここに報告する.
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