追悼
鈴木次郎先生の想い出
津山 直一
1
1東京大学
pp.183
発行日 1968年3月25日
Published Date 1968/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408903884
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1月11日午前外来診察中医学部長から千葉大鈴木次郎数授が東京駅に於て急逝せられたと云う知らせをうけた時は全く茫然として耳を疑つたのであつた.しかし御自宅での御通夜で先生の安らかな死顔を見,千葉大学葬の盛大な儀式に列し,日を経て先生の追悼の記を書く今,もう二度と会えないのだと感ずると共に先生の色々の想い出が浮ぶのである.先生の学問的,学界並びに大学での公的な業績については他の人が書かれるであろうから,私は先生の想い出の2,3を記させていただく.
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