対談
整形外科学に36年—天児民和教授にきく
玉置 拓夫
1
1長崎大学
pp.167-176
発行日 1966年5月25日
Published Date 1966/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408903739
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玉置 今度,医学書院が,『臨床整形外科』という雑誌を創刊されるに当つて,天児教授との対談を計画されまして,その聞き手に私が選ばれましたことを大へん光栄に思います.私,個人的なことを申して何ですが,日ごろから天児先生を大へん尊敬申し上げております.対談ということになると,何かこう固くなつてしまつて,やや不安なところもあるんですが,しかし私も九州に来ましてから10年かれこれ,その間いろいろな機会で先生にお話を伺うことがありましたり,ほかの先生よりもずつと親しながあるものですから,その点はむしろたのしみにして今日参つたわけです.そこていろいろなことをお伺いしたいと思いますが,恐らくこの雑誌を読まれる人たちは,若い人たちが多いと思いますので,まず話の糸口として,先生の御略歴のようなところから始めていただきたいと思いますが.
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