整形外科philosophy
正師を得ざれば学ばざるに如かず
伊丹 康人
1
1財団法人日本股関節研究振興財団
pp.206-207
発行日 1999年2月25日
Published Date 1999/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408902643
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本誌昨年の7月号(33巻7号)「視座」に,「教育に迷う新米教授が患者さんから教育されたこと」という表題で,愛知医大の佐藤啓二教授が書いておられるエッセイを拝見して,主任教授という大変な責任を負わされたという認識よりも,権力の座についてほくほくしている新任教授が目につく中で,正師になろうと悩んでおられる大学教官がおられる事を知り,近年にない感激を覚えた.そして,現役を退いて20年近くの間,小生の胸の中にくすぶりつづけていた「シコリ」が急にとけていくような感じがしている.
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