専門分野/この1年の進歩
日本肩関節学会―この1年の進歩
黒川 正夫
1
,
平澤 泰介
1,2
1京都府立医科大学整形外科
2第24回日本肩関節学会
pp.206-208
発行日 1998年2月25日
Published Date 1998/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408902373
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第24回日本肩関節学会は,平成9年10月31日,11月1日の2日間にわたり国立京都国際会館で開催されました.本学会では現在肩関節外科において最も注目されているテーマ,あるいは見直しが必要とされているテーマの中から“腱板障害のリハビリテーション”,“肩関節唇損傷の診断―SLAP lesionについて―”,“反復性肩関節脱臼の手術療法―鏡視下 vs 直視下手術―”の3つを選びシンポジウムを行いました.“腱板障害のリハビリテーション”ではシンポジストとして中国からGong-Yi Huang先生,フランスからDominique F. Gazielly先生をお招きし,討論に加わって頂きました.また招待講演(教育研修講演)としては,オーストラリアからAllan P. Skirving先生に“Shoulder arthroplasty:The current status-can the problems be solved?”,アメリカからSavio L-Y Woo先生に“New concepts on biomechanics of shoulder stability”,ドイツからAndreas B. Imhoff先生に“The role of the capsulo-ligamentous structure in the unstable shoulder;A biomechanical and arthroscopical approach for stabilization procedures”の3つの素晴らしい御講演をいただきました.
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