Japanese
English
臨床経験
右膝蓋前巨大滑液包炎の1例
A Case Report of Massive Prepatellar Bursitis
竹松 宏
1
,
石井 朝夫
2
Hiroshi Takematsu
1
1つくばセントラル病院整形外科
2筑波大学臨床医学系整形外科
1Tsukuba Central Hospital
キーワード:
膝蓋骨前滑液包
,
prepatellar bursa
,
腫瘤
,
massive tumor
,
滑液包炎
,
bursitis
Keyword:
膝蓋骨前滑液包
,
prepatellar bursa
,
腫瘤
,
massive tumor
,
滑液包炎
,
bursitis
pp.640-641
発行日 1995年5月25日
Published Date 1995/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408901638
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
抄録:右膝蓋前巨大滑液包炎の1例を経験した.症例は34歳の男性で脳性麻痺(痙性両麻痺)にて出生時より高這い(膝立ち歩行)をしていた.右膝蓋前巨大腫瘤を主訴に来院し,摘出術を施行した.病理組織では,器質化を繰り返した滑液包炎であった.
高這いによる慢性の刺激により器質化を繰り返し,巨大化したものと思われる.治療法として,巨大化したものは,摘出術が必要と思われる.
Copyright © 1995, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.