Japanese
English
境界領域
関節疾患に使用される生体材料の核磁気共鳴画像におよぼす影響
Effect of Implants on MR Imaging
久保 俊一
1
,
堀井 基行
1
,
平澤 泰介
1
Toshikazu Kubo
1
1京都府立医科大学整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Kyoto Prefectural University of Medicine
キーワード:
アーチファクト
,
artifact
,
核磁気共鳴画像
,
MRI
,
生体材料
,
implant
Keyword:
アーチファクト
,
artifact
,
核磁気共鳴画像
,
MRI
,
生体材料
,
implant
pp.1035-1038
発行日 1991年9月25日
Published Date 1991/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408900423
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抄録:MRIは整形外科領域に広く普及する画像診断となった.一方,整形外科の治療には金属を主とした生体材料が用いられることが多く,これらの症例でMRIによる検索が行われたとき使用した生体材料の画像への影響が大きな問題となる.この影響を明らかにする目的で,現在用いられている生体材料として組成の異なる各種人工骨頭と各種ネジをファントム(塩化ニッケル溶液)中に入れて撮像し,周囲画像への影響を検討した.その結果,金属材料のうちでは強磁性体の含有比の小さいtitanium合金製の生体材料で画像の歪みが小さく実用的と考えられた.
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