Japanese
English
論述
脳性麻痺児股関節変形に対する股関節周囲筋解離術について
Surgical Correction for Hip Deformities in Cerebral Palsy Patients
松田 和浩
1
,
頼 輝助
1
,
松尾 隆
1
Kazuhiro Matsuda
1
1福岡県立粕屋新光園整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Shinkouen Handicapped Children's Hospital
キーワード:
脳性麻痺
,
cerebral palsy
,
股関節変形
,
hip deformity
,
筋解離術
,
surgical correction
Keyword:
脳性麻痺
,
cerebral palsy
,
股関節変形
,
hip deformity
,
筋解離術
,
surgical correction
pp.1013-1019
発行日 1990年9月25日
Published Date 1990/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408900179
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抄録:脳性麻痺児の股関節変形に対する手術的矯正についてはさまざまな試みがなされてきている.我々は1982年から88年までに52例76股に対して股関節周囲の屈筋伸筋同時解離を行ってきた.手術時平均年齢は11歳,平均追跡期間は2年3カ月である.
この方法により,股関節の変形を矯正することができたのみならず,多くの症例でその移動レベルを上げることができ,可動域の改善,脱臼傾向のある症例での求心性の改善など,多くの効果がみられた.
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