増大号特集 絶対! 整形外科外傷学
3章 手術室
手術室における塵埃SSIの予防
小関 弘展
1
Hironobu KOSEKI
1
1長崎大学大学院医歯薬学総合研究科保健科学分野
1Department of Health Sciences, Nagasaki University Graduate School of Biomedical Sciences
pp.576-581
発行日 2024年5月25日
Published Date 2024/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408202976
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Point!
●手術部位感染(SSI)はしばしば重症化し,極めて難治性となる.
●空気中の浮遊微粒子が担体となって媒介する塵埃感染は,重大な感染経路の1つである.
●肉眼では見えないものの,手術室内動作や歩行によって多くの塵埃が飛散する.
●整形外科医だけでなく手術に携わるすべてのスタッフは,塵埃感染のリスクに対する意識を高め,注意を怠らないことが重要である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2027年5月末まで)。
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