Japanese
English
特集 高齢者足部・足関節疾患 外来診療のコツとトピックス
変形性足関節症
Osteoarthritis of the Ankle Joint
神崎 至幸
1
,
黒田 良祐
1
Noriyuki KANZAKI
1
,
Ryosuke KURODA
1
1神戸大学大学院整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Kobe University Graduate School of Medicine
キーワード:
足関節
,
ankle joint
,
変形性関節症
,
osteoarthritis
,
OA
Keyword:
足関節
,
ankle joint
,
変形性関節症
,
osteoarthritis
,
OA
pp.735-740
発行日 2022年6月25日
Published Date 2022/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408202362
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変形性足関節症は高齢者の後足部変性疾患の代表であり,しばしば外来でも目にすることと思われる.初期の変形であれば足関節の内反を代償して距骨下関節が外反するため,リハビリテーションやアーチサポートなどの保存療法も効果的である.しかし,病期が進行するとその代償機能も働きにくくなり,保存療法の効果が薄くなってくる.したがって初期の変形にこそ積極的な保存療法を行うべきであり,保存療法が無効な末期の変形に対しては手術を考慮すべきである.
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