Japanese
English
調査報告
足関節固定術の予後調査
Results of the ankle arthrodesis
武部 恭一
1
,
広畑 和志
1
Kyoichi TAKEBE
1
,
Kazushi HIROHATA
1
1神戸大学医学部整形外科学教室
1Dept. of orthop. surg., Kobe university school of medicine
キーワード:
足関節
,
ankle joint
,
関節固定
,
arthrodesis
,
変形性関節症
,
osteoarthritis
Keyword:
足関節
,
ankle joint
,
関節固定
,
arthrodesis
,
変形性関節症
,
osteoarthritis
pp.959-965
発行日 1980年10月25日
Published Date 1980/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906216
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高度の破壊があり,疼痛が強い足関節や麻痺足に対し,従来より足関節固定術が行われてきた.しかし足関節固定術の報告の多くは手術手技を中心に記載されており1,2,8,12〜14),関節固定が日常生活動作(以下ADLと略す)に及ぼす影響などについては十分に解明されていない.わが国においては欧米と異なる独自の生活様式をとるため,足関節固定は欧米に比べ,より多くの問題点を生じると思われるが,本邦における本手術の報告は少なく3,4,11),日本式生活におけるADL上の問題点も明らかにされていない.
今回われわれは本院にて施行した足関節固定術患者の予後調査を行つたので,その成績を報告するとともにこれらの点についてものべる.
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